色褪せていたあの日の夢も。 埃まみれだった未来図も、 お前がいつもそこで見ててくれてたから。 叶わないと弱音吐いてた日々も、遠回りしてただけの道も、乗り越え俺は今こうしてココに在るんだ。 俺は、に何をしてあげれた? 俺は、に何をしてあげれなかったのだろう? が、居なくなってから、ずっと、俺自身に問いかけてみたけど、何度心の扉たたいても、 胸の奥、ひきだし開けてみても、 出てくるのは、と一緒に居た楽しい思い出だけで。 ただ、分かるのは、1つ。 ずっと愛してた。 それだけ、ただそれだけだったけど、俺にはソレしかなかった。 そして、今も、変わらず、を愛してる。 いつか星のキレイな夜に、2人並んで、お願いしたよな。 あの時のお願いは、もう忘れたけど、 この瞬間がずっと続けば良いと思った事だけは、覚えてる。 今思えばそれをお願いすれば、良かったのにな。 でも、神様なんて居ない。 お前が星になった時、そう誓ったんだ。 俺には神様なんて要らない。 そこにが、お前さえ居てくれれば。 の居ないこの街は今日も、相変わらずバタバタせわしなく、 まるで何事もなかったかの様に暮れてく。 足早に過ぎてゆく年月と、そっと移りゆく季節の中で、ふと夜空を見上げる度、 あの日を、想う。 そんでな? 俺は、そっと、願うんだ。 星になった、に願いを。 「もう、大丈夫。 一人で立てるから」って。 だって、俺はもう独りじゃないから。 そう、俺はの分も生きてく。 も俺の中でずっと生きてくんだ。 だから、また、あの頃の様に、ずっと傍で見ててくれよな。 だから、また、あの頃の様に、ずっと傍で光ってろよな。 |